著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

困苦欠乏【こんくけつぼう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
困苦欠乏

【読み方】
こんくけつぼう

【意味】
生活するのに必要な物の不足で苦しむこと。

【語源・由来】
「困苦」は困り苦しむこと。「欠乏」は必要なものが乏しいという意味。

【典拠・出典】

【類義語】
・困苦窮乏(こんくきゅうぼう)

困苦欠乏(こんくけつぼう)の使い方

健太
戦争中は困苦欠乏の生活で、子供がたくさん餓死してしまったそうだよ。
ともこ
戦争は、一部の武器商人が儲かるだけで、大多数の人が苦しむから悪魔の行為よね。
健太
二度と繰り返してはならないと、若い僕たちが誓って生きていかないといけないね。
ともこ
困苦欠乏する人がゼロになる世の中にしたいわよね。

困苦欠乏(こんくけつぼう)の例文

  1. リストラにあい、次の仕事が見つからず困苦欠乏しています。
  2. 物価も消費税も上がったのに、給料は上がらず困苦欠乏の生活です。
  3. 成功するまでお米すら買えず、野の草を食べてしのぐ困苦欠乏した時代がありました。
  4. 困苦欠乏していたころ、自動販売機の下にお金が落ちていないか探して歩いた記憶があります。
  5. 戦争中、日本国民が困苦欠乏していて、栄養失調に陥り、日本人の平均身長が縮んでしまったそうです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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