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古色蒼然【こしょくそうぜん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

古色蒼然

古色蒼然の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
古色蒼然

【読み方】
こしょくそうぜん

【意味】
ひどく古びた様子をいう言葉。いかにも古めかしいさま。また、古めかしく趣のある様。

四字熟語の博士
「古色蒼然」は、時間が経過して古くなり、その古さがまた一種の魅力を放つさまを表す言葉なんだよ。
昔の物や場所が時間の経過と共に得る、何とも言えない趣深さというイメージがあるんだ。
助手ねこ
そっか、それはつまり、「えらい昔の物や場所が、年月を経てなんとなく素敵に見える」ってことやな。
古くてもその古さが逆に魅力になるってわけやな。
これは、「古さもまた一つの魅力」ってことを教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
古色蒼然の「古色」とは年を経た物の古びた色合いのこと。また古風な趣のこと。「蒼然」も同じく古びた色のさまのこと。

【典拠・出典】

【類義語】
・古色古香(こしょくここう)

【英語訳】
ancient
patina
antique looking
timeworn
very old

英語例文
彼は父にもらったという古色蒼然とした時計を自慢げに持っていた。
He was showing off his ancient watch that he told me it was given by his father.

古色蒼然(こしょくそうぜん)の解説

カンタン!解説
解説

「古色蒼然」っていうのは、とっても古い感じ、昔々からあるような雰囲気を表すんだよ。

「古色」は、時間が経って色が変わったような、古びた感じを表す言葉。そして「蒼然」は、古い色、なんだか昔からあるような色を指すんだ。

だから、「古色蒼然」っていう言葉は、古びてて、でもその古さがちょっと風情があって、いいなって思わせるような感じを表すんだ。

例えば、「古色蒼然たるたたずまい」とか「古色蒼然とした山寺」って言うときは、すごく古いけど、その古さがなんだか素敵だな、と思うような、古い建物や場所の雰囲気を表しているんだよ。

古色蒼然(こしょくそうぜん)の使い方

ともこ
健太くん、週末は何するの?なにか予定あるの?
健太
そうだよ!家族みんなで久しぶりにおじいちゃんのお家に行くんだ!久しぶりだからすごく楽しみだよ!
ともこ
みんなで行くなんていいわねー!おじいちゃんのお家って遠いの?
健太
そんなに遠くないんだけどすっごく田舎!お家もすっごく古いの。古色蒼然って感じですごく居心地がいいんだよ。

古色蒼然(こしょくそうぜん)の例文

例文
  1. 先日出張で地方に行った際に泊まったホテルはとても静かで、また外観だけでなく内装も古色蒼然としていて一人ではなんだか怖く全く眠れなかった
  2. 。僕のお父さんは新しい映画はほとんど見ない。だから一緒に映画を見るときでも大体が白黒で、ときにはサイレントのような古色蒼然としたものを見せられることがある。
  3. 彼は古色蒼然としたものが好きな人だ。今時の流行などには無頓着だがヴィンテージの服やアンティークの家具をこよなく愛している。
  4. 古い旅館の部屋には掛け軸がかかっていたが、古色蒼然とした文字で何が書いてあるのか、全く読むことができなかった。
  5. ヨーロッパの街並みはどこも古色蒼然としていてどこを歩いても新鮮に感じるから散歩するだけでもとても楽しい。

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