著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

高下在心【こうげざいしん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
高下在心

【読み方】
こうげざいしん

【意味】
物事の成否は自分自身の心がけ次第で決まるということ。また、賞罰などを自分の思うままにすること。

【語源・由来】
「高下」は、高いことと低いこと。転じて、価値や能力、家柄などがまさっていることと劣っていること。「在心」は、心の中にあること。転じて、物事に対する自分自身の心がけ、対処方の意。

【典拠・出典】
春秋左氏伝』「宣公一五年」

高下在心(こうげざいしん)の使い方

健太
くじ引きでいつも外れなんだよね。なんでかなあ。
ともこ
高下在心というじゃないの。普段の行いが悪いのよ。
健太
0点の答案を犬小屋に隠していることかな?おやつを弟の分まで食べたことかな?
ともこ
そんなに心当たりがあるの?だからくじ引きではずれを引くのよ。

高下在心(こうげざいしん)の例文

  1. 僕の気持ち一つで高下在心できるんだけど、人事権のある僕にそんな態度をとっていいのか?
  2. 昔から高下在心というので、日ごろから神社にお参りに行くようにしています。
  3. 君の心掛け次第で、高下在心することが出来る私が君の希望の部署に移動させてあげましょう。
  4. 高下在心というように、良い運を招くことができるよう、常に人に感謝する気持ちを忘れない様にしています。
  5. 運動会の日が晴れてほしいなら、高下在心というように、良い子にしていないとだめだよ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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