【四字熟語】
向天吐唾
【読み方】
こうてんとだ
【意味】
他人に害を加えようとして、逆に自分がその害を受けることになること。天に向かってつばを吐けば、そのつばは自分の顔に落ちてくるということ。「天に向かって唾を吐く」とも読む。
【典拠・出典】
『四十二章経』
【類義語】
・自業自得(じごうじとく)
・自縄自縛(じじょうじばく)
向天吐唾(こうてんとだ)の使い方
許せない。あいつに仕返しをしてやる。
健太くんの気持ちはわかるけれども、向天吐唾、恨みはさらなる恨みを呼ぶだけよ。
じゃあ、この行き場のない怒りはどうすればいいんだ!
彼よりも優秀な成績をとって見返してやりましょうよ!
向天吐唾(こうてんとだ)の例文
- ライバルを罠にはめることで出世している彼は、向天吐唾する結果になるかもしれない。
- 友達に意地悪をしたら、向天吐唾、いつか、自分が意地悪される側になるかもしれませんよ。
- 向天吐唾するなんて、悪事身にかえるという言葉を知らないのか。
- 人の悪口を言うと、向天吐唾することになり、自分の悪口を言われますよ。
- 人に悪意をぶつけると向天吐唾する結果となります。