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鼓舌揺脣【こぜつようしん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
鼓舌揺脣

「鼓舌揺唇」とも書く。

【読み方】
こぜつようしん

【意味】
盛んにしゃべりたてること。

【語源・由来】
「鼓舌」は舌を鳴らしてしゃべる、饒舌なこと。「揺脣」はくちびるを動かす、しゃべること。

【典拠・出典】
荘子』「盗跖」

鼓舌揺脣(こぜつようしん)の使い方

健太
あっ。困ったなあ。僕たちが行く方向に鼓舌揺脣なおばさんがいるよ。
ともこ
あのおばさんは健太くんの知り合いなの?
健太
近所のおばさんなんだけど、すごく鼓舌揺脣なんだ。止めなかったら一日中しゃべっていると思うよ。
ともこ
今、私たちは先を急いでいるから出会わないほうが良いわね。

鼓舌揺脣(こぜつようしん)の例文

  1. 健太くんは鼓舌揺脣で、よく秘密をうっかりしゃべってしまうから大事なことは言わないほうが良いです。
  2. ともこちゃんは鼓舌揺脣で、給湯室に行くとなかなか帰ってこない。
  3. 健太くんは漫才師を目指しているだけあって鼓舌揺脣、ほんとうによくしゃべる。
  4. 健太くんは鼓舌揺脣なので、口下手な僕は、話を聞きながら相槌を打つだけで良いので気が楽なんです。
  5. ともこちゃんは鼓舌揺脣だから、口を挟む暇がありません。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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