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古人糟魄【こじんのそうはく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
古人糟魄

「古人糟粕」とも書く。

【読み方】
こじんのそうはく

【意味】
言葉や文章では、聖人・賢人の本質を伝えることは不可能だということ。

【語源・由来】
「古人」は昔のすぐれた人のこと。「糟魄」は酒のしぼりかすのこと。今日に伝わっている昔の聖人・賢人の言葉や書物は、それらの人々の本質を伝えるものではなく、残りかすにすぎないということ。

【典拠・出典】
荘子』「天道」

【類義語】
・聖人糟粕(せいじんのそうはく)

古人糟魄(こじんのそうはく)の使い方

ともこ
健太くん。この聖書を読んでみたら?結構いいことが書いてあるわよ。
健太
そんなの古人糟魄だよ。キリストが伝えたかったことを学ぶことはできないよ。
ともこ
そうかなあ。なるほどって思うことがたくさんあるけどな。
健太
それは、知った気になっているだけで、本当にキリストがいいたかったことは、自分の日ごろの行いや実践からしか知ることはできないよ。

古人糟魄(こじんのそうはく)の例文

  1. 健太くんは、古人糟魄だと言って教科書を読まないんです。
  2. 古人糟魄というように、マニュアル本を読んでもしょうがない、経験を積むしかない。
  3. 論語を暗唱しても、古人糟魄、全く意味はないとおじいちゃんに怒られました。
  4. 古人糟魄だから、そんな古典を読む暇があったら一生懸命生きて経験から学びなさい。
  5. 聖書は古人糟魄、読んだだけでは自分のものにできない。

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