【四字熟語】
区区之心
【読み方】
くくのこころ
【意味】
自分の考えや心のことを謙遜していう言葉。
【語源・由来】
「区」は小さな区画という意味で、「区区」は小さくて取るにたらないということから、取るにたらない小さな心のこと。
【典拠・出典】
『孔叢子』「答問」
【類義語】
・区区之意(くくのい)
区区之心(くくのこころ)の使い方
健太くん。受験生なのに空手の海外遠征に行くんですって?やめておいたら?
いいや。空手が僕を呼んでいる。行かないといけないんだ。
区区之心で言っているんじゃないのよ。健太くんが、後で苦しむことが手にとるようにわかるから言っているのよ。
そうなのかなあ。やっぱり海外遠征に行くのはやめようかなあ。
区区之心(くくのこころ)の例文
- 優秀なともこちゃんの意見に口を挟むなんて、僭越だと思うけど、区区之心を汲み取ってくれないかなあ。
- 僕の意見なんて区区之心だと思うけど聞いてくれる?
- 皆さんの考えに比べれば、若輩者の僕の意見なんて区区之心だ。
- 区区之心に耳を傾けていただきありがとうございます。
- 君は、自分の意見を区区之心と言うけれども、そんなことはない良い意見だ。