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久遠実成【くおんじつじょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
久遠実成

【読み方】
くおんじつじょう

【意味】
仏語。法華経(ほけきょう)の思想の一つ。釈迦仏がこの世に生まれたのは仮の姿にすぎず、永遠の昔に悟りを開き成仏して限りない時間を人々の教化に尽くしてきたと説くもの。

【語源・由来】
「久遠」とは、漢語で永遠のこと。

【典拠・出典】

【類義語】
・久成正覚(くじょうしょうがく)

久遠実成(くおんじつじょう)の使い方

健太
仏陀は、30歳で悟りを開いたんだよね。
ともこ
久遠実成の考えでは、仏陀という人間に生まれ変わる前から悟りを開いていたとされているわ。
健太
じゃあ、いつ悟りを開いたの?
ともこ
仏陀という存在が宇宙に生じたはるかはるか昔からよ。

久遠実成(くおんじつじょう)の例文

  1. 久遠実成の思想から、悟りの境地に至る道を学んだ。
  2. お坊さんに、久遠実成を説かれた。
  3. 久遠実成というように、仏さまですら、布教には永遠に近い時が必要なのだ。
  4. 健太くんは、久遠実成の釈尊の永遠の命を思って気が遠くなりそうになった。
  5. 衆生を導くために、久遠実成というように、仏陀は永遠を生きておられる。

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