【四字熟語】
恐恐謹言
【読み方】
きょうきょうきんげん
【意味】
恐れ慎んで、申し上げること。文章や手紙の終わりに書いて、相手に敬意を示す言葉。
【語源・由来】
「恐恐」は恐れかしこまった態度をとること。「謹言」は慎んで言うということ。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・恐惶謹言(きょうこうきんげん)
・恐惶敬白(きょうけいはく)
恐恐謹言(きょうきょうきんげん)の使い方
ともこちゃん。僕からの手紙は届いたかな?
ええ。届いたわよ。びっくりしたわ。手紙の最後に恐恐謹言なんて書いてあるんですもの。
おばあちゃんに、丁寧な手紙の書き方を習ったんだよ。
ああ。だからあんなにきれいな文章だったのね。素敵だったわよ。
恐恐謹言(きょうきょうきんげん)の例文
- 恐恐謹言と文末に書いてある手紙に返事を書くのはとても緊張します。
- メールが一般化して、恐恐謹言と最後に書いてあるような手紙をもらうことがめっきり少なくなりました。
- 恐恐謹言とか敬具とか敬白とか、日本人なのに使い方を知りません。
- ともこちゃんからの手紙は、とても美しい字で書いてあり、恐恐謹言という言葉で締めくくられていました。
- 恐恐謹言と手紙の最後に書き添えるなんて、きっと彼女は育ちが良いんだろうね。