著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

慎始敬終【しんしけいしゅう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
慎始敬終

【読み方】
しんしけいしゅう

「始めを慎み終わりを敬(つつ)しむ」とも読む。

【意味】
物事を始めから終わりまで気を引き締めてやりとおすこと。また、物事をするには始めと終わりが肝心だということ。

【語源・由来】
「慎」も「敬」も注意深く行う意。

【典拠・出典】
礼記』「表記」

【類義語】
・善始善終(ぜんしぜんしゅう)
徹頭徹尾(てっとうてつび)

慎始敬終(しんしけいしゅう)の使い方

健太
明日は空手の大会だ。きんちょうするなあ。
ともこ
慎始敬終を実行すれば大丈夫よ。毎日あれだけ練習したんだから。
健太
そうだね。どんな相手でも慎始敬終、全力で戦うよ。
ともこ
優勝目指してがんばってね。

慎始敬終(しんしけいしゅう)の例文

  1. ともこちゃんは、慎始敬終を実行し、手を抜くことを知らない仕事ぶりでした。
  2. 健太くんの慎始敬終を実行する姿勢は、みんなの心を打ち、みんなの心を動かしました。
  3. 国民のために慎始敬終を実行していれば、国民に隠さねばならない結局暴かれてしまうようなミスをすることもなかっただろうに。
  4. 楽器を買うならば、慎始敬終を実行しているあの店と決めています。
  5. この農園の野菜たちは、慎始敬終を実行して、愛情を持って育てられています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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