【四字熟語】
驚心動魄
【読み方】
きょうしんどうはく
【意味】
心の底から深い感動を呼び起こすこと。深く感動することをいう。
【語源・由来】
人の心を動かして、魂を振るわせるという意味から。「魄」はたましいのことで、人の死後、天に昇る「魂」に対して、地に残るたましいをいう。
【典拠・出典】
『詩品』「上」
【類義語】
・驚魂動魄(きょうこんどうはく)
驚心動魄(きょうしんどうはく)の使い方
健太くん。美術館の中に好きな絵はあった?
うん。この絵はすごいよ。驚心動魄するよ。
まあ。ほんとうにすごいわ。海に行きたくなるような絵ね。
一枚の絵が、時代を超えて多くの人の心に響くんだから、芸術ってすごいよね。
驚心動魄(きょうしんどうはく)の例文
- ともこちゃんの歌声は、とても透明感があり、世界中の人々を驚心動魄させます。
- 演劇を見ていた観客は、驚心動魄し、みんな立ち上がってスタンディングオベーションをしました。
- こんなに驚心動魄させられた本は、いまだかつて読んだことがないよ。
- その番組は、見ていた視聴者を驚心動魄させ、反響がすごかったので再放送が決まりました。
- 驚心動魄させるようなアニメーションを作りたいと思い、有名なアニメーションスタジオに入社しました。