【四字熟語】
鳩首協議
【読み方】
きゅうしゅきょうぎ
【意味】
頭を寄せ集めてよく相談すること。
【語源・由来】
「鳩」は集めるの意味で、「鳩首」は頭を寄せ集めて話し合うこと。「凝議」はよく相談すること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・鳩首凝議(きゅうしゅぎょうぎ)
【英語訳】
put heads together and confer
convene and discuss
go into a huddle (over)
鳩首協議(きゅうしゅきょうぎ)の使い方
僕のクラスに一人、不登校の子がいるんだ。
それは心配ね。原因はわかっているの?
それが、いじめもなく、誰にも理由が分からないんだ。それで、学級委員が集まって鳩首協議をして、その子の家にみんなで会いに行くことにしたんだ。
学校に来られるようになると良いわね。
鳩首協議(きゅうしゅきょうぎ)の例文
- 殺人現場を発見したので、急遽、誰が残って、誰が警察に行くか鳩首協議した結果、三人が残り、二人が警察に行くことになった。
- 試合の途中で、逆転されそうになったので、タイムを取り監督を交え鳩首協議した結果、試合の流れを変えることに成功し、勝つことができた。
- 一家の主が亡くなったので、死を悼む間もなく、急いで一族の者を集め、遺産について鳩首協議をすることにした。
- その重役は、奥に入って、他の重役たちと鳩首協議していたが、しばらくしてから出て来て、承知した旨を私に伝えた。
- その男性は、由緒正しい育ちなので、大きくなってからも、五、六人の養育係などに守られ、この者たちが鳩首協議のうえでなければ外出もできない気の毒な境遇だ。
- とても暑い日だったので、アイスを食べようと思って冷凍庫を見たら、アイスが一個だけ入っていたが、兄も父も母も食べたいと言ったので、分けるのか、じゃんけんをするのか、買いに行くのかみんなで鳩首協議をした。