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蔓草寒煙【まんそうかんえん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
蔓草寒煙

【読み方】
まんそうかんえん

【意味】
はびこるつるくさとさびしく立つ煙。古跡などの荒れはてたさま。

【語源・由来】
「蔓草」は、茎が蔓となって生える草。つるくさ。「寒煙」は、さびしく立つ煙やもや。

【典拠・出典】

蔓草寒煙(まんそうかんえん)の使い方

健太
この辺は、かつてはとても華やかな王都だったそうだよ。
ともこ
今では蔓草寒煙ね。
健太
お化けがでそうだよね。
ともこ
怖いからやめてよー。

蔓草寒煙(まんそうかんえん)の例文

  1. 蔓草寒煙という感じの遺跡を見ていると、栄枯盛衰を肌で感じます。
  2. 税金で蔓草寒煙となっている古跡を復元しようという話が出ています。
  3. ここは、有名な武将の城跡ですが、今では蔓草寒煙といった様子です。
  4. 蔓草寒煙な遺跡ですが、歴史好きの人たちに人気のスポットです。
  5. 栄華を極めているこの町も、数百年後には蔓草寒煙となっているのでしょう。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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