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無味乾燥【むみかんそう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

無味乾燥

無味乾燥の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
無味乾燥

【読み方】
むみかんそう

【意味】
ものごとに味わいも、潤いもない様子。面白いと思える要素や風情がなにもないさま。

四字熟語の博士
「無味乾燥」という四字熟語は、何の面白みも味わいもない、つまらない状態を表す言葉なんだよ。
本来は食べ物が全く味がなくて乾燥している様子から来ているんだ。
助手ねこ
なるほどぉ、それはつまり、「まったく面白くない、つまらんこと」ってことやな。
食べ物がまったく味がなくて、パサパサしてるような感じやな。
これは、「何も新鮮さがなくつまらない状態」を表す言葉やね。

【語源・由来】
無味乾燥の「無味」は味がない、面白みがないこと。「乾燥」は物事に潤いや趣がないこと。

【典拠・出典】

【類義語】
無味単調(むみたんちょう)
・乾燥無味(かんそうむみ)
興味索然(きょうみさくぜん)

【対義語】
・興味津々(きょうみしんしん)

【英語訳】
dry
dull
boring
uniteresting

どれもつまらない、退屈という意味の単語
英語例文
この映画は無味乾燥でとてもつまらない。
This movie is so boring.

無味乾燥(むみかんそう)の解説

カンタン!解説
解説

「無味乾燥」を深く掘り下げてみると、「無味」とは文字通り「味がない」という意味なんだけど、ここでは物事の「味」、つまり興味深さや面白さといった「魅力」が全く感じられない状態を指しているんだよね。だから、「無味」は何も楽しみがない、何も興奮するものがないという意味になるんだ。

次に、「乾燥」。これはもともと「水分がない」っていう意味だよね。でも、ここでは「乾燥」は物事に「潤い」がないという比喩的な意味で使われているんだ。「潤い」は文字通り水分のことを指すけど、比喩的には何か新鮮なものや面白み、生き生きとした感じといったものを指すことが多いんだ。

だから、「無味乾燥」という四字熟語全体で見ると、「何も面白みがなく、新鮮さもない、つまり全く魅力が感じられない状態」を指しているんだよ。例えば、「無味乾燥な文章」って言うときは、その文章が読んでいて全然面白くない、何も新鮮なアイデアや視点がない、という意味になるんだね。

つまり、「無味乾燥」っていうのは、何も引きつけられるものがない、つまらない、魅力が全く感じられないという状態をとても分かりやすく表現した言葉なんだよ。

無味乾燥(むみかんそう)の使い方

ともこ
健太くん、この本って昨日発売されたばかりの新作じゃない!
健太
そうなんだ。さっき本屋さんで最後の1冊が残ってたから買ったんだよ。
ともこ
いいなぁ、私も読みたいと思ってたの!読んでみた?
健太
うん、最初の数ページだけだけどね、今のところは無味乾燥であまり面白くないよ。

無味乾燥(むみかんそう)の例文

例文
  1. 就職活動をしている学生たちは、面接対策の本を読んでいるため、どの子も同じ無味乾燥な回答ばかりでとてもつまらない。
  2. 私はいつも同じ時間に起きて、同じ仕事をしている、なんて無味乾燥な人生なんだろう。
  3. 大学の授業のほとんどは興味深くて面白いものが多いが、この講師は淡々と教科書をなぞるだけの無味乾燥な授業をする。
  4. 私のこの無味乾燥なつまらない人生を変えるために、私は今日会社をやめて旅に出る。
  5. 論文を途中まで書いていたが、無味乾燥なものだと気づいて、一から書き直すことにした。期日まであと2日しかないがなんとかなるだろう。

無味乾燥の文学作品などの用例

  1. ここに現れている天堂の光景は、我々にははなはだしく無味乾燥である。<正宗白鳥・ダンテについて>

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