講談社より『マンガでわかる おもしろ四字熟語図鑑 〈試験に出る〉』が出版されました!詳細はこちら

南蛮鴃舌【なんばんげきぜつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
南蛮鴃舌

【読み方】
なんばんげきぜつ

【意味】
うるさいだけで意味のわからない言葉。

【語源・由来】
「鴃舌」は百舌(もず)のさえずりのこと。南方の蛮人が話すわからない言葉。意味不明の外国人の話しぶり。

【典拠・出典】
孟子』「滕文公・上」

南蛮鴃舌(なんばんげきぜつ)の使い方

ともこ
オリンピック中は海外から来日した人が多いわね。
健太
もっと静かにしてくれないかな。南蛮鴃舌だよ。
ともこ
健太くんも海外に行ったとき、はしゃいで大騒ぎしてうるさいなあって目で見られていたじゃないの。
健太
・・・そうでした。

南蛮鴃舌(なんばんげきぜつ)の例文

  1. 日本語は海外の人からすると南蛮鴃舌、早口でうるさく聞こえるようです。
  2. 南蛮鴃舌だから、訳のわからない言語で話すのはやめて絵で説明してくれないかな。
  3. 見知らぬ言語は南蛮鴃舌と感じますが、フランス語は母音が多くとても美しく感じます。
  4. ここは日本なのに南蛮鴃舌、外国の人の言葉が飛び交っていてとてもじゃないけど落ち着くことができません。
  5. その異国の料理を提供する店は、外国籍の客が多く、南蛮鴃舌、聞きなれない言葉が飛び交い耳障りです。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。