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人三化七【にんさんばけしち】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
人三化七

【読み方】
にんさんばけしち

【意味】
容貌が非常に醜いこと。特に女性に対して蔑んで言う言葉。

【語源・由来】
人間らしい部分が三分で、化け物のような部分が七分であるという意味から。

【典拠・出典】

人三化七(にんさんばけしち)の使い方

健太
あのごみ屋敷に住んでいる人は、姿が人三化七な女性なんだよね。心が荒むと姿もああなってしまうのかな。
ともこ
あのごみ屋敷はとても迷惑よね。近くを通るとすごいにおいなんだもの。
健太
ごみを全部捨てて、身も心もきれいさっぱりすればいいのにね。
ともこ
もうすぐ市が強制撤去するみたいよ。早くきれいになるといいわね。

人三化七(にんさんばけしち)の例文

  1. ともこちゃんのお姉ちゃんは、かわいいともこちゃんとは全然似ていなくて人三化七です。
  2. 人三化七なこの子は、将来お嫁に行けるのか心配です。
  3. ともこちゃんは、人三化七と馬鹿にされていますが、心がとてもきれいな良い子なんですよ。
  4. 顔をやけどしてから、人三化七といじめられるので、整形手術できれいにしてもらいました。
  5. 山小屋に住んでいるおばあさんは、人三化七、もうほとんど山姥のようです。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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