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遠塵離垢【おんじんりく】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
遠塵離垢

「遠塵離苦」とも書く。

【読み方】
おんじんりく

【意味】
仏教で、現世での迷いを断ち切ること。

【典拠・出典】

遠塵離垢(おんじんりく)の使い方

ともこ
健太くん。部屋を散らかし過ぎよ。ゴミ集積場のようになっているじゃないの。
健太
うーん。でもなんにも支障がないんだよね。それに全部ゴミじゃなくているものだよ。
ともこ
遠塵離垢、部屋をきれいにしていれば。おのずと背中がシャキッと伸びて勉強する気になるわよ。今すぐに片づけましょう。
健太
ええー。今すぐ?片づけたら本当に勉強する気になるかなあ・・・。しょうがない、掃除をやるか。

遠塵離垢(おんじんりく)の例文

  1. 遠塵離垢、人を恨む気持ちを忘れ、心を平穏に保つことで悟りに近づきます。
  2. 遠塵離垢、欲を捨て去らない限り成長はあり得ません。
  3. 遠塵離垢、怒ってばかりいたら、怒りで自分の身を滅ぼします。
  4. 遠塵離垢、汚れをはらえば、迷いは無くなり生きやすくなります。
  5. 遠塵離垢、人を妬まず、穏やかな気持ちでいることが大切です。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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