【四字熟語】
露往霜来
「露往き霜来る」とも読む。
【読み方】
ろおうそうらい
【意味】
時の過ぎるのがはやいことのたとえ。
【語源・由来】
露の季節が去り霜の季節になる。秋が去りいつの間にか冬になる意。
【典拠・出典】
左思「呉都賦」
【類義語】
・烏飛兎走(うひとそう)
・烏兎匆匆(うとそうそう)
・光陰如箭(こういんじょぜん)
・歳月不待(さいげつふたい)
・兎走烏飛(とそううひ)
露往霜来(ろおうそうらい)の使い方
健太くん。受験生だというのに、そんなに遊んでいて大丈夫なの?
だって、まだ夏だよ。受験直前になったらがんばるよー。そうじゃないと覚えたことを片っ端から忘れてしまうしね。
もう秋が終わって冬が始まっているわよ。受験直前よ!
セミが鳴いていたと思ったのに、いつの間に冬になっていたの。露往霜来だね。
露往霜来(ろおうそうらい)の例文
- がむしゃらに頑張っていたら、露往霜来というけれども、あっという間でした。
- 授業中は時間の流れがスローなのに、楽しい時間は露往霜来、光より速い。
- 昨日入学したばかりだと思っていたのに、もう卒業だなんて露往霜来だね。
- 今年ももう師走なのかと露往霜来を感じました。
- ふと振り返ってみたら連載開始からもう25年、露往霜来でした。