講談社より『マンガでわかる おもしろ四字熟語図鑑 〈試験に出る〉』が出版されました!詳細はこちら

老成持重【ろうせいじちょう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
老成持重

【読み方】
ろうせいじちょう

【意味】
十分な経験があり、そのうえ慎重なこと。

【語源・由来】
「老成」は経験豊富で物事に慣れていること。「持重」は重々しく大事をとる意。

【典拠・出典】

老成持重(ろうせいじちょう)の使い方

健太
校長先生が、僕のクラスのいじめ問題を根本から解決してくれたんだよ。
ともこ
へえ。さすが校長先生、老成持重の域に達しているわね。
健太
新米の担任の先生には、解決することはできず、大変なことになっていたんだよ。
ともこ
新任の先生に、いじめ問題は荷が重いわよね。

老成持重(ろうせいじちょう)の例文

  1. 老成持重な彼なら、この難局をうまく乗り切ってくれるだろうと信じています。
  2. わが社の社長は、老成持重の境地に達しているので、君が思うほど簡単には動じませんよ。
  3. この会社を一からここまで大きくしただけあって、老成持重の域だね。
  4. この絵は、彼が老成持重の域に達したころの作品なので、円熟味が感じられると思います。
  5. あんなにやんちゃな悪ガキだった健太が、年を経るごとに経験を積んで、老成持重の域に達したなんて感慨深いものがある。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。