【四字熟語】
鑿歯尺牘
【読み方】
さくしせきとく
日本漢字能力検定
1級
【意味】
晋の習鑿歯は、手紙で議論するのにすぐれていた。
【語源・由来】
「鑿歯」は晋の習鑿歯のこと。「尺牘」は手紙のこと。晋の習鑿歯は若いときから文章にすぐれていたが、特に手紙の中での議論に長じていたので、桓温は彼を器量あるものとして待遇したという故事から。
【典拠・出典】
『蒙求』「鑿歯尺牘」
鑿歯尺牘(さくしせきとく)の使い方
健太くん眠そうね。
昨日、遠くに住む友達とメールで議論になったんだ。彼は鑿歯尺牘だから、反論するのがとても大変で、議論に決着をつけるまでに夜遅くまでかかってしまったんだ。
決着はついたのね。
うん。僕の完敗だよ。
鑿歯尺牘(さくしせきとく)の例文
- 健太くんは鑿歯尺牘だけれども、対面での議論も得意ですよ。
- ともこちゃんとはよくLINEで議論をするんだけど、彼女は鑿歯尺牘だからかなわないんだ。
- 鑿歯尺牘である健太くんを論破するなんて僕には無理ですよ。
- 健太くんは鑿歯尺牘だから敵に回したくないんだよね。
- 健太くんは鑿歯尺牘なのでメールを送りたくないんだけど、仕事だからしょうがない、がんばってみよう。