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三尺童子【さんせきのどうじ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
三尺童子

【読み方】
さんせきのどうじ

「さんじゃくのどうじ」とも読む。
日本漢字能力検定
準1級

【意味】
子どものことで、だいたい七~八歳の子。成人に比して「小さな子どもでさえ」という意味も持つ。

【語源・由来】
二歳半で一尺と数えた。

【典拠・出典】
胡銓「上高宗封事」

三尺童子(さんせきのどうじ)の使い方

健太
さっき、防災無線で、赤い帽子をかぶった三尺童子の女の子が行方不明で探していますって言っていたよ。
ともこ
あっ。その子らしき子を見たわ。あの川にいたわよ。
健太
声をかけに行ってみよう。
ともこ
そうね。きっとお母さんはとても心配しているわよね。

三尺童子(さんせきのどうじ)の例文

  1. ちょうど下校時刻だったようで、大勢の三尺童子が嬌声を上げながら走ってきました。
  2. 三尺童子が、一生懸命背伸びをして、高い木にとまっているセミを取ろうとしていました。
  3. 四人の三尺童子が集まって、捨てられた子猫を不憫そうに眺めているところに遭遇しました。
  4. その子は三尺童子なのに、健太くんより速いスピードで数学の問題を解きました。
  5. 三尺童子のころからスケートを始めたのですが、良いスケート場が近所にあり、そこに良い先生がいたので世界大会に出るまでになることができた、とても幸運だったと思っています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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