【四字熟語】
山濤識量
【読み方】
さんとうしきりょう
日本漢字能力検定
準1級
【意味】
すぐれた識見や器量をもつ人のたとえ。
【語源・由来】
「山濤」は竹林の七賢の一人。「識」は知識や識見。「量」は器量や度量のこと。中国、晋の山濤は若いときからすぐれ、多くの人が称したが。梁の任昉は山濤の識見器量を推奨したという故事から。
【典拠・出典】
『蒙求』「山濤識量」
山濤識量(さんとうしきりょう)の使い方
ともこちゃん。悩みがあるんだけど聞いてくれる?
健太くんもなの?なんでみんな私に悩みを持ち込むのかしら。
ともこちゃんは山濤識量だから、良い答えを見つけてくれるような気がするんだよ。
人の役に立てるならいいか。話を聞くわ。
山濤識量(さんとうしきりょう)の例文
- ともこちゃんは山濤識量なので、学校の先生も彼女を頼る時があります。
- 健太くんは山濤識量だから生徒会長にふさわしいと思います。
- 山濤識量なともこちゃんは、社長からの信頼も厚く、出世コースにのっていると言われています。
- 健太くんは山濤識量だから、彼なら適切な判断を下してくれると思います。
- 山濤識量なともこちゃんが、あんな仕事をさせられているなんてもったいないですよ。