著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

山濤識量【さんとうしきりょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
山濤識量

【読み方】
さんとうしきりょう

日本漢字能力検定
準1級

【意味】
すぐれた識見や器量をもつ人のたとえ。

【語源・由来】
「山濤」は竹林の七賢の一人。「識」は知識や識見。「量」は器量や度量のこと。中国、晋の山濤は若いときからすぐれ、多くの人が称したが。梁の任昉は山濤の識見器量を推奨したという故事から。

【典拠・出典】
蒙求』「山濤識量」

山濤識量(さんとうしきりょう)の使い方

健太
ともこちゃん。悩みがあるんだけど聞いてくれる?
ともこ
健太くんもなの?なんでみんな私に悩みを持ち込むのかしら。
健太
ともこちゃんは山濤識量だから、良い答えを見つけてくれるような気がするんだよ。
ともこ
人の役に立てるならいいか。話を聞くわ。

山濤識量(さんとうしきりょう)の例文

  1. ともこちゃんは山濤識量なので、学校の先生も彼女を頼る時があります。
  2. 健太くんは山濤識量だから生徒会長にふさわしいと思います。
  3. 山濤識量なともこちゃんは、社長からの信頼も厚く、出世コースにのっていると言われています。
  4. 健太くんは山濤識量だから、彼なら適切な判断を下してくれると思います。
  5. 山濤識量なともこちゃんが、あんな仕事をさせられているなんてもったいないですよ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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