【四字熟語】
三寸不律
【読み方】
さんずんふりつ
日本漢字能力検定
5級
【意味】
長さ三寸という短い筆のこと。また、たった三寸の筆のように短いこと。
【語源・由来】
「不律」は筆のこと。長さわずかわずか三寸の筆の意味。
「不律」は筆の音が転じたものという。蜀・呉地方の俗語。
【典拠・出典】
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三寸不律(さんずんふりつ)の使い方
健太くん。なんでこんな三寸不律を使っているの?
さっき、書くときに力を入れ過ぎて折れてしまったんだよ。
三寸不律を使っていたら、姿勢や視力が悪くなるわよ。
わかったよ。新しいのを買ってくるよ。
三寸不律(さんずんふりつ)の例文
- 健太くんは手が大きいので、普通の筆だと三寸不律になるから、補助棒を付けて長くしています。
- 健太くんは、三寸不律ならぬ短くなった鉛筆を捨てないで大事に使っていて、ものを大事にする良い子です。
- 旅先には、俳句を思いついた時に書き留めるために、三寸不律と小さなメモ帳を持って行くことにしています。
- 祖父は、三寸不律を好んで使っていましたが、私は、私の体より大きな筆で思いっきり書くことが大好きです。
- 祖母に三寸不律を買ってくるように言われましたが、書道用品を売っているお店にはありませんでした。