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遷客騒人【せんかくそうじん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
遷客騒人

【読み方】
せんかくそうじん

【意味】
左遷された人や心に愁いを抱く人。詩人墨客のこと。

【語源・由来】
「遷客」は左遷され異郷に来た人。「騒人」は心の愁いを抱く人という意味。どちらも愁いをもってそれを詩に託すことから詩人墨客の別称。

【典拠・出典】
范仲淹「岳陽楼記」

遷客騒人(せんかくそうじん)の使い方

ともこ
不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心って知っている?
健太
ああ、あれだよね。あの人だよね。もちろん知っているよ。
ともこ
さては知らないのね。日本を代表する遷客騒人、石川啄木の短歌よ。
健太
ああ、そうだよね。思い出したよ。青春時代の心をうまく表現しているよね。天才だね。あはは。

遷客騒人(せんかくそうじん)の例文

  1. ミスをして出世街道から外れて遷客騒人となった健太くんは、生きる意欲すら失って見えます。
  2. ともこちゃんは最近、遷客騒人といった様子なんだけど、どうしたんでしょうね。
  3. 日本には俳句という文化があり、すぐれた遷客騒人が大勢います。
  4. ノーベル文学賞は小説家にだけ与えられるのかと思ったら、遷客騒人も対象になっているんだね。
  5. 遷客騒人の中では、僕は谷川俊太郎が好きだな。

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