【四字熟語】
熟読玩味
【読み方】
じゅくどくがんみ
【意味】
文章をじっくりと読んで、よく考えて味わうこと。
文章の意味や内容を深く味わうこと。
【語源・由来】
「熟読(じゅとくどく)」とは、意味を十分に考えながら読むということ。
「玩味(がんみ)」とは、よく味わって食べるという意味から、物事の意義をよく考えて味わうということ。
「熟読含味」とも書く。
【典拠・出典】
『小学』「嘉言」
【類義語】
・眼光紙背(がんこうしはい)
・紙背之意(しはいのい)
・熟読三思(じゅくどくさんし)
【英語訳】
read carefully with appreciation; give (something) a careful perusal.
read with appreciation.
熟読玩味(じゅくどくがんみ)の使い方
ともこちゃんは、読書が好きだよね。一冊読むのには、どれくらいの時間がかかるの?
本をただ読むだけならば、それほど時間はかからないわ。
他にどんな読み方があるの?
私は熟読玩味しながら読んでいるから、時間は多く必要だわ。
熟読玩味(じゅくどくがんみ)の例文
- この物語を本当に理解したいのなら、もう一度熟読玩味することをおすすめするよ。
- 僕たちの主張はここに書いてある。しっかり熟読玩味して欲しい。
- 彼女はこの本を何度読んだかわからない。それに、毎回熟読玩味するものだから、内容は暗唱できるほどになっているそうだ。
- まさか、まだ読んでいなかったのかと言われて、慌てて熟読玩味致しますと答えた。
- 僕の趣味は、ひとりでのんびり読書をすることだ。お気に入りの本を熟読玩味していると、あっという間に時間が過ぎてしまう。
まとめ
熟読玩味というように、文章をじっくり読んでよく味わうことで、そこに書いてある内容を深く理解することができるのではないでしょうか。