著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

千金一刻【せんきんいっこく】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
千金一刻

【読み方】
せんきんいっこく

【意味】
時間の貴重なことのたとえ。わずかな時間が千金にも値するという意味。大切な時間や楽しい時間が過ぎやすいのを惜しんでいう。またそれを無駄に過ごすのを戒める語。

【典拠・出典】
蘇軾「春夜-詩」

【類義語】
一刻千金(いっこくせんきん)

千金一刻(せんきんいっこく)の使い方

ともこ
健太くん。いつまでごろごろ寝ているつもりなの。もうお昼ご飯の時間よ。
健太
今日は学校が休みの日なんだからいいじゃないか。
ともこ
千金一刻っていうじゃないの。ごろごろしていたら、あっという間に歳を取ってしまうわよ。
健太
それは嫌だな。

千金一刻(せんきんいっこく)の例文

  1. 千金一刻、ぼんやりしている暇はないんだよ。
  2. 今まで千金一刻の思いでがんばってきました。
  3. 僕の青春時代は千金一刻、思い出すときらきらしていて、今でも色あせることなくまぶしい思い出です。
  4. 人間の一生は短くはかないのだから、毎日が千金一刻だと思って生きていかなくてはいけません。
  5. 健太くんと過ごしたあの数年間は、私にとっては千金一刻、人生の宝物のようなものです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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