【四字熟語】
千金一刻
【読み方】
せんきんいっこく
【意味】
時間の貴重なことのたとえ。わずかな時間が千金にも値するという意味。大切な時間や楽しい時間が過ぎやすいのを惜しんでいう。またそれを無駄に過ごすのを戒める語。
【典拠・出典】
蘇軾「春夜-詩」
【類義語】
・一刻千金(いっこくせんきん)
千金一刻(せんきんいっこく)の使い方
健太くん。いつまでごろごろ寝ているつもりなの。もうお昼ご飯の時間よ。
今日は学校が休みの日なんだからいいじゃないか。
千金一刻っていうじゃないの。ごろごろしていたら、あっという間に歳を取ってしまうわよ。
それは嫌だな。
千金一刻(せんきんいっこく)の例文
- 千金一刻、ぼんやりしている暇はないんだよ。
- 今まで千金一刻の思いでがんばってきました。
- 僕の青春時代は千金一刻、思い出すときらきらしていて、今でも色あせることなくまぶしい思い出です。
- 人間の一生は短くはかないのだから、毎日が千金一刻だと思って生きていかなくてはいけません。
- 健太くんと過ごしたあの数年間は、私にとっては千金一刻、人生の宝物のようなものです。