千篇一律の意味(語源由来・出典・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
千篇一律
【読み方】
せんぺんいちりつ
【意味】
多くの文章や作品などが、どれも同じ調子・形式で変化に乏しく、代わり映えしないこと。転じて、物事や対応が一様で、個性や新鮮味に欠けるさま。

「千篇一律」は、たくさんの詩や文章が、どれも同じ調子で変わり映えしないことがもとの意味だよ。今では、似たような内容や型にはまった対応を表すときにも使うんだ。

オラも、違う作品なのに展開や表現がいつも同じだと、千篇一律だと感じるニャ!
【語源・由来】
「千篇」は数多くの詩文、「一律」はすべて同じ調子であること。明代の文芸評論書『芸苑巵言』巻四に、白楽天の詩について「千篇一律」という表現が見える。作品が同じ調子で単調なことから、物事全般が画一的な様子にも使われる。「千編一律」とも書く。
【典拠・出典】
『芸苑巵言』「四」
【類義語】
・一本調子(いっぽんちょうし)
【対義語】
・千変万化(せんぺんばんか)
・多種多様(たしゅたよう)
【英語訳】
monotonous and repetitive
uniform and lacking variety
formulaic
英語例文
どの提案も千篇一律で、目新しさがなかった。
All the proposals were formulaic and lacked originality.
どの提案も千篇一律で、目新しさがなかった。
All the proposals were formulaic and lacked originality.
千篇一律(せんぺんいちりつ)の解説
カンタン!解説
「千篇一律」は、たくさんの文章や作品がどれも同じようで、変わり映えしないことを表す言葉だよ。
たとえば、何冊もの本の筋書きがほとんど同じだったり、行事の案内文がどれも同じ表現ばかりだったりする場面で使えるんだ。「千」は数の多さ、「篇」は詩や文章を数える言葉で、「一律」は同じ調子という意味だよ。
出典は中国・明代の『芸苑巵言』巻四。多くの詩が同じ調子だという評価から、今ではほかの作品や対応が画一的で新鮮味に欠けることも表すようになったんだ。
千篇一律(せんぺんいちりつ)の使い方

文化祭のポスター案を何枚か見たけど、どれも同じ構図なんだね。

確かに、文字の位置も色の使い方も同じで、千篇一律な印象ね。

せっかくみんなで作ったのに、あまり違いがなくて残念だな……。

題材に合わせて写真や色を変えれば、それぞれのよさが出せそうよ!
千篇一律(せんぺんいちりつ)の例文
- 応募作品はどれも似た構図で、審査員には千篇一律に映った。
- あの番組は毎回同じ筋立てで、内容が千篇一律だと感じる。
- 接客の言葉が千篇一律にならないよう、相手の事情に合わせて説明を工夫した。
- 研修資料は千篇一律な構成だったので、各部署の具体例を加えることにした。
- 詩の表現が千篇一律にならないよう、作者は語彙やリズムを工夫した。
千篇一律の文学作品などの用例
- 年がら年中同じような色里の女に溺れて、千篇一律の放蕩を謳歌している悪友どもの生活が、<谷崎潤一郎・人魚の嘆き>


















