【四字熟語】
舌端月旦
【読み方】
ぜったんげったん
【意味】
口先で人を評論すること。
【語源・由来】
「舌端」は口先。「月旦」は人物を批評すること。後漢の許劭が毎月のついたちに従兄の靖と郷里の人物の批評をした故事による。
【典拠・出典】
『海録砕事』「人事」
【対義語】
・皮裏陽秋(ひりようしゅう)
舌端月旦(ぜったんげったん)の使い方
父さんがお酒を飲むと厄介なんだよね。
へえ。歌い始めるとか?泣き始めるとか?
舌端月旦し始めるんだよ。
舌端月旦しているのを聞く分にはいいけれども、酔っ払いに舌端月旦されたくないわね。
舌端月旦(ぜったんげったん)の例文
- ともこちゃんは博識なので、みんなが納得いくような舌端月旦ができる。
- 健太くんはアイドルに関しては一家言をもっているので、アイドルについて舌端月旦し始めると長くなります。
- ともこちゃんのことをよく知りもしない君が彼女のことを舌端月旦するなんてよくないと、健太くんは怒っていました。
- 舌端月旦するのは簡単、舌端月旦している人が実際にやってみればいいんだ。
- 舌端月旦、いろいろ批評されているのは知っていますが、気にしないことにしているんです。