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晨烟暮靄【しんえんぼあい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
晨烟暮靄

「晨煙暮靄」とも書く。

【読み方】
しんえんぼあい

【意味】
朝の霧と夕方のもや。

【語源・由来】
晨煙」は朝早くの霧。「暮靄」は日暮れのもや。霧やもやで霞んでいる、早朝や日暮れの風景を表す語。

【典拠・出典】
文選』顔延之「陶徴士誄」

晨烟暮靄(しんえんぼあい)の使い方

健太
ともこちゃん。見てよー。窓の外は晨烟暮靄できれいだよ。
ともこ
本当ね。幻想的だわ。
健太
こんな日は妖精がでそうだね。
ともこ
妖精ならいいけど、妖怪だったらいやだな。

晨烟暮靄(しんえんぼあい)の例文

  1. 今日は晨烟暮靄、山頂でブロッケン現象を見ることができるかもしれない。
  2. 晨烟暮靄の景色は、健太くんの悩みにも靄をかけてくれたようで、救われた顔をしていた。
  3. 天使が牛乳を誤ってひっくり返したかのように晨烟暮靄で、辺り一面真っ白だった。
  4. 晨烟暮靄の後は、紅葉が一層きれいになるんだよ。
  5. 道に迷った上に、晨烟暮靄で、視界不良、一歩も歩けないぞ。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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