【四字熟語】
晨烟暮靄
「晨煙暮靄」とも書く。
【読み方】
しんえんぼあい
【意味】
朝の霧と夕方のもや。
【語源・由来】
晨煙」は朝早くの霧。「暮靄」は日暮れのもや。霧やもやで霞んでいる、早朝や日暮れの風景を表す語。
【典拠・出典】
『文選』顔延之「陶徴士誄」
晨烟暮靄(しんえんぼあい)の使い方
ともこちゃん。見てよー。窓の外は晨烟暮靄できれいだよ。
本当ね。幻想的だわ。
こんな日は妖精がでそうだね。
妖精ならいいけど、妖怪だったらいやだな。
晨烟暮靄(しんえんぼあい)の例文
- 今日は晨烟暮靄、山頂でブロッケン現象を見ることができるかもしれない。
- 晨烟暮靄の景色は、健太くんの悩みにも靄をかけてくれたようで、救われた顔をしていた。
- 天使が牛乳を誤ってひっくり返したかのように晨烟暮靄で、辺り一面真っ白だった。
- 晨烟暮靄の後は、紅葉が一層きれいになるんだよ。
- 道に迷った上に、晨烟暮靄で、視界不良、一歩も歩けないぞ。