【四字熟語】
櫛風浴雨
【読み方】
しっぷうよくう
【意味】
非常に苦労することのたとえ。風雨にめげずによく働くこと。
【語源・由来】
「櫛風」は風が髪をくしけずり、「浴雨」は雨で体を洗うという意味で、風雨にさらされながらも仕事で奔走することのたとえ。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・櫛風沐雨(しっぷうもくう)
・沐雨櫛風(もくうしっぷう)
・諷櫛雨沐(ふうしつうもく)
・風鬟雨鬢(ふうかんうびん)
櫛風浴雨(しっぷうよくう)の使い方
健太くん。転校してくる前の小学校の話を聞いてもいい?
ああー!それはやめて。あの頃は、櫛風浴雨の苦しみの日々だった。思い出したくないんだー。
ごめんなさい。そんなつらい日々だったなんて知らなかったから。
取り乱してごめんね。今は幸せだよ。
櫛風浴雨(しっぷうよくう)の例文
- 僕の櫛風浴雨の人生に、希望という灯りをともしてくれたのがともこちゃんだった。
- 今年は夏が終わって秋を迎えても台風が上陸し、櫛風浴雨、農家にとって大変な年でした。
- 豪雨で川が氾濫する前に、櫛風浴雨、大至急避難するよう呼びかけました。
- バブル崩壊や、大地震、リーマンショックなど、櫛風浴雨のような生活だった。
- 櫛風浴雨の毎日にようやく平穏が舞い降りました。