【四字熟語】
支葉碩茂
出典では「支」であるが、意味上「枝葉碩茂」でもよい。
【読み方】
しようせきも
【意味】
支族まで繁栄する。本家はもとより分家まで栄えること。
【語源・由来】
「支葉」は枝葉。幹の対語。「碩」は大きいという意味。
【典拠・出典】
『漢書』「叙伝」
支葉碩茂(しようせきも)の使い方
藤原の一族は摂関政治を通じて、支葉碩茂、天皇をもしのぐ力を手に入れたんだよね。
そうなのよ。皇族以外で摂政をやるのは異例のことだったのよ。藤原家の権力のすごさをうかがい知ることができるわよね。
藤原鎌足から始まって、藤原実朝までおよそ300年間、もうまさに支葉碩茂、大繁栄だよね。
現代の「藤」がつく苗字の人は藤原一族の末裔とも言われているわよね。藤原家の力はすごいわ。
支葉碩茂(しようせきも)の例文
- マリーアントワネットを利用して、ポリニャック伯爵夫人は、支葉碩茂、一族郎党地位と名誉を手に入れました。
- 支葉碩茂となるよう、神社を建立して祈りをささげました。
- 今の世の中、お金持ちはいい教育を受け、支葉碩茂となり、貧乏人は貧乏なままという格差社会になっています。
- トヨタ自動車の豊田一族の家系図を見ると、支葉碩茂であることが一目でわかります。
- 森ビルの森家は、アジアの富豪一族ランキングで24位に入り、まさに支葉碩茂、今後もますます栄えるでしょう。