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楚材晋用【そざいしんよう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
楚材晋用

【読み方】
そざいしんよう

【意味】
ある部所の人材をほかの部所でうまく重用すること。また、自国の人材が他の国に登用され流出すること。

【語源・由来】
楚の国の人材を晋の国で使うという意味。

【典拠・出典】
春秋左氏伝』「成公九年」

楚材晋用(そざいしんよう)の使い方

健太
日本は研究費用への助成金が潤沢ではないから、楚材晋用というように、有能な科学者が海外に流出しやすいんだよね。
ともこ
そうらしいわね。もったいない話よね。
健太
日本の全国民の健やかな生活のために、科学の発展にお金をかけてほしいな。
ともこ
将来は研究者になりたいと思っているから、そうなってくれるとうれしいな。

楚材晋用(そざいしんよう)の例文

  1. 給与面や福利厚生を手厚くして、楚材晋用ということにならないようにしています。
  2. 飴と鞭を使い分けないと楚材晋用ということになってしまいますよ。
  3. 健太くんは頭を使うことより、体力に自信があるタイプだから楚材晋用、イベントが多い広報に異動させよう。
  4. ともこちゃんは今の部署では才能を発揮できない、楚材晋用というように、商品開発部で才能を発揮してもらおう。
  5. 楚材晋用というように、うちの社員が大勢、外資のあの企業に引き抜かれているようだ。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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