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酔眼朦朧【すいがんもうろう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
酔眼朦朧

【読み方】
すいがんもうろう

【意味】
酒に酔って物がはっきり見えないさま。

【語源・由来】
「酔眼」は酒に酔ってとろんとした目のこと。「朦朧」はぼんやりしたさま。

【典拠・出典】
蘇軾「杜介送魚」

【類義語】
酔歩蹣跚(すいほまんさん)

酔眼朦朧(すいがんもうろう)の使い方

健太
昨日電車に乗っていたら、酔眼朦朧としている人が乗ってきたんだ。
ともこ
それで?その人はどうしたの?
健太
酒臭いし嫌だなと思っていたら、僕に向かって思いっきり吐いたんだよ。
ともこ
酒を飲んでも飲まれるなよね。迷惑な話ね。

酔眼朦朧(すいがんもうろう)の例文

  1. 日本では、年末年始や、新年度が始まるころ、酔眼朦朧とした人がたくさん出現します。
  2. 健太くんは振られたショックで、相当な量のお酒を飲んだようで酔眼朦朧としていました。
  3. 酔眼朦朧としないように、新郎はお酒を飲んだふりをして捨てていました。
  4. 千鳥足で手には寿司折、典型的な酔眼朦朧としたおじさんが前方からやってきました。
  5. 健太くんは、酔眼朦朧とした状態で、スピーチの時はろれつが回らず何を言っているのかわかりませんでした。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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