【四字熟語】
水清無魚
【読み方】
すいせいむぎょ
【意味】
あまりに清廉潔白でかえって人に親しまれないものだということ。
【語源・由来】
澄み切った水には魚が住まないという意。
【典拠・出典】
『後漢書』「班超伝」
水清無魚(すいせいむぎょ)の使い方
この前電車に乗った時に、優先座席に座っている若い女性を怒っている老人がいたのよ。
まあ、若い人は優先座席に座ってはいけないよね。率先して老人に譲るべきだよね。
それが、その女性は貧血気味で調子が悪かったのよ。
そっかあ。そういう場合もあるよね。水清無魚、正義を振りかざしているばかりじゃだめだよね。
水清無魚(すいせいむぎょ)の例文
- 彼の言っていることは正しいけれども、水清無魚、正しいだけでは人はついてこないのです。
- 水清無魚、清濁併せ呑むくらいの人が良い。
- きれい好きなのはいいことだけど、水清無魚、度が過ぎると友達がいなくなりますよ。
- 水清無魚、健太くんは神経質すぎるから、彼の家には誰も遊びに行かないんです。
- 水清無魚というように、周りの人が不快になるくらいに徹底的にやらないほうが良い。