【四字熟語】
舎近求遠
【読み方】
しゃきんきゅうえん
【意味】
身近に良いものがあることがわからず、遠くまでさがし求めること。
【語源・由来】
「舎」は「捨」と同じで、「舎近」は近くにあるものを捨てること。「求遠」は遠くにあるものを求めるという意味。
【典拠・出典】
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【類義語】
・舎近謀遠(しゃきんぼうえん)
・在邇求遠(ざいじきゅうえん)
舎近求遠(しゃきんきゅうえん)の使い方
いろんな道場で空手の修行を積んだんだけど、最近気が付いたことがあるんだ。
何に気が付いたの?
おじいちゃんが最強の空手の指導者だって、舎近求遠だったって気が付いたんだ。
気が付くまでにえらく時間がかかったわね。
舎近求遠(しゃきんきゅうえん)の例文
- 海外に出て学ばなければと思いこんでいたけれども、舎近求遠だったようで日本の方が深く学べたようです。
- 遠い東京の高名な先生に診察してもらわなくても、舎近求遠というように、こんな近所にすご腕の先生がいたんだ。
- 舎近求遠というように近すぎて、こんなにすごい人が側にいることに気がつかなかった。
- ここは何もない、都会に出たいと思っていたけれども、舎近求遠、この町には誇れるものがたくさんある。
- 舎近求遠というように、運命の人を求めて遠くまで探し回っていたけど、こんなに近くにいたんだね。