小人閑居の意味(語源由来・出典・対義語・英語訳)
【四字熟語】
小人閑居
【読み方】
しょうじんかんきょ
【意味】
つまらない人間は、ひまを持て余して、ろくなことをしないということ。
小物人は、ひまでいるととにかくよくないことをするということ。
それはな、勉強とか自己改善とかせずに、ヒマを持て余してたら、ちょっとした悪さを始めちゃう人がおるってことやな。
何もしないでダラダラしてたら、悪いことを考え始める可能性があるんやな。
これは「暇なときこそ、自分を高めるために何かを学ぶ大切さ」を教えてくれるんやで。
何もしないでダラダラしてたら、悪いことを考え始める可能性があるんやな。
これは「暇なときこそ、自分を高めるために何かを学ぶ大切さ」を教えてくれるんやで。
【語源・由来】
「小人(しょうじん)」とは、小物人。人徳のない人のこと。
「閑居(かんきょ)」とは、ひまでいること。ひとりでいること。
「小人閑居して不善を為(な)す」の略。
「小人間居」とも書く。
【典拠・出典】
『大学』
【対義語】
・閑居養志(かんきょようし)
【英語訳】
Be doing nothing we learn to do ill.
小人閑居(しょうじんかんきょ)の解説
カンタン!解説
「小人閑居」っていうのは、ちょっと面白くない人や、学びが足りない人が、ひとりぼっちで何もやることがないと、ついつい悪さをしちゃうことを表すんだよ。
「小人」というのは、ここでは、品性がない人や道徳的に足りない人を指すんだ。「閑居」は、何もやることがなくてヒマをしている状態のことを言うよ。
元々は、「小人閑居して不善を為す」という古い言葉の一部なんだ。「不善を為す」っていうのは、悪いことをする、という意味だから、全体で見ると、「暇を持て余した人間は、ついつい悪いことをする」って意味になるんだよ。
この言葉の出どころは、「大学」っていう古い中国の書物なんだよ。大人になったら読んでみるといいかもね。
小人閑居(しょうじんかんきょ)の使い方
今週は毎日家で留守番を頼まれていて、いい加減飽き飽きしてきたよ。
しっかり留守番しなきゃいけないわ。
そんなこといわれても、とてもひまなんだ。だから、お菓子をたくさん食べたり、本当は禁止されているゲームをしたりしているよ。
それじゃあ、小人閑居して不善を為すということじゃない。
小人閑居(しょうじんかんきょ)の例文
- 彼はまさに、小人閑居というようなことばかりしている。
- 今思えば、あれは小人閑居して不善を為すということだったと、とても反省している。
- 用がないからといって、小人閑居して不善を為すということをしていてはいけないよ。時間は有意義に使うことを心掛けてみないかい。
- 時間を持て余しているという彼女は、小人閑居して不善を為すというように、ろくなことをしていなかった。
つまり、自分を高めるための何かを学ぶ代わりに、何もしないでただ時間を過ごすと、悪い行動に走りがちになるということだよ。