【四字熟語】
大海撈針
【読み方】
たいかいろうしん
【意味】
ほとんど実現不可能なこと。
【語源・由来】
「撈」はすくいあげるという意で、大海の底に落ちた針をすくいあげること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・東海撈針(とうかいろうしん)
・海底撈針(かいていろうしん)
・海中撈月(かいちゅうろうげつ)
・海底撈月(かいていろうげつ)
・水中撈月(すいちゅうろうげつ)
大海撈針(たいかいろうしん)の使い方
また、ともこちゃんはテストで100点を取ったんだよね。
そうよ。毎日のがんばりの成果よ。
僕も100点を取ってみたいな。
健太くんは、毎日の宿題すらしないじゃないの。そんな健太くんが100点を取るなんて大海撈針、100%不可能に決まっているじゃないの。
大海撈針(たいかいろうしん)の例文
- 車いすの私が、富士山頂で日の出を見たいという夢は大海撈針だろうか。
- 健太くんが東大に合格するなんて大海撈針、合格できたら鼻からラーメンを食べてもいいわ。
- 遠くの人と話をするなんて大海撈針だと思われていましたが、電話が発明されました。
- ドラえもんのひみつ道具の大半は大海撈針、再現不可能じゃないかな。
- 鉄の船は浮かないし、ましてや航海なんて大海撈針と思われていた時代があります。