著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

単樸浅近【たんぼくせんきん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
単樸浅近

【読み方】
たんぼくせんきん

【意味】
単純で素朴すぎて、あさはかで俗っぽいこと。

【語源・由来】
「単樸」は、単純で素朴なこと。「浅近」は、浅薄で卑近なこと。

【典拠・出典】

【類義語】
・浅薄愚劣(せんぱくぐれつ)

単樸浅近(たんぼくせんきん)の使い方

ともこ
健太くん。あそこに昭和風のヤンキーがいるわよ。
健太
あれで自己主張しているつもりなんだから、単樸浅近だよね。
ともこ
そうね。自己主張の仕方を間違えているわよね。
健太
若気の至りってやつだね。

単樸浅近(たんぼくせんきん)の例文

  1. 健太くんが読んでいる本は単樸浅近で、読む価値がありません。
  2. 健太くんの考えは単樸浅近で、勉強不足であることが明白だ。
  3. 健太くんは留学したいというが、単樸浅近なまま海外に行ったら、痛い目を見ることになる。
  4. 単樸浅近な健太くんを採用してくれる企業はないでしょう。
  5. 残念なことに、2000年前後に単樸浅近な曲が流行してから、音楽界は停滞した。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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