適材適所の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
適材適所
【読み方】
てきざいてきしょ
【意味】
能力に適した地位や任務につけること。
「適材適所」という四字熟語は、それぞれの人の能力や才能を最大限に活かせるように、最適な場所や役割に配置することを指すんだ。
あー、それは「一人一人の特技や得意なことを活かして、最適な仕事につかせる」ってことか。
それぞれの人が一番活躍できる場所で頑張れるようにするってわけやな。
これは、「得意なことを活かす大切さ」を教えてくれる言葉やな。
それぞれの人が一番活躍できる場所で頑張れるようにするってわけやな。
これは、「得意なことを活かす大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「適材」は、ふさわしい才能のある人材のこと。「適所」はふさわしい地位や業務。
「材」を「才」と書き誤らない。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・適才適処(てきざいてきしょ)
・量才録用(りょうさいろくよう)
・黜陟幽明(ちゅっちょくゆうめい)
【対義語】
・大材小用(たいざいしょうよう)
・大器小用(たいきしょうよう)
・驥服塩車(きふくえんしゃ)
【英語訳】
the right man for the right job(place)
例文 彼は適材適所の人だ。
He is the right man in the right place.
He is the right man in the right place.
適材適所(てきざいてきしょ)の解説
カンタン!解説
「適材適所」っていうのはね、それぞれの人が持っている能力や特性にピッタリ合った場所や仕事に就くことを言うんだよ。
たとえば、数学が得意な人が数学の先生になったり、絵が上手な人が画家になったりするのが「適材適所」だね。
つまり、自分の才能を最大限に生かせる場所や仕事につくことなんだ。
適材適所(てきざいてきしょ)の使い方
文化祭の大まかな割り振りは決まったの?
うん!サッカー部と野球部は外の看板と建ててもらうよ。デザインは美術部に頼んであるし、パソコン部には文化祭のしおりを作成してもらうんだ。
まさに適材適所の配置ね。これなら準備が滞りなく進みそうだわ。
普段自分のしていることの応用をしてもらえば準備が早く進むからね。
適材適所(てきざいてきしょ)の例文
- 彼は、適材適所の人員配置ならお手の物だ。
- 昔の有力は戦国大名は、武将に適したことをさせる適材適所の達人だったのだろう。
- 生徒会役員の手で、文化祭の実行委員は適材適所に配置された。
- クラスの係を決める時間では、先生の適材適所の手腕が問われるところだ。
- サッカーのポジションを決めるのは、適材適所に優れたキャプテンの重要な仕事の一つだろう。
- 私の会社には、適材適所で働く人が多いので、仕事が効率的に進められる。
- 彼の周りに適材適所な人間がいないので、彼の能力は開花されなかった。
- 彼があの仕事に就くのは親の適材適所のおかげだろう。
適材適所の文学作品などの用例
- 適材適所という言葉があるが、自分のほんとうの適所におちついて働ける人間は、数すくないのとちがうか。適所におちつけたら、その人間はほんまにしあわせ者や。<津本陽・黄金の天馬>