天涯孤独の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
天涯孤独
【読み方】
てんがいこどく
【意味】
身寄りがひとりもなくて、ひとりぼっちのこと。
まら、故郷を遠く離れて、ひとりぼっちで暮らすこと。
ええっと、つまり「すんごい遠いところで、誰も知らない土地で一人暮らしする」ことやな。
また、周りに頼れる家族や友達がおらん、つまり「一人ぼっち」って意味もあるんやな。
これは、「自分だけの力で生きていかなあかんときの大変さ」を教えてくれる言葉やで。
また、周りに頼れる家族や友達がおらん、つまり「一人ぼっち」って意味もあるんやな。
これは、「自分だけの力で生きていかなあかんときの大変さ」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「天涯(てんがい)」とは、空の果てということ。また、非常に遠いということ。
「孤独(こどく)」とは、ひとりぼっちであること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・鰥寡孤独(かんかこどく)
【英語訳】
purdah
solitude
solitariness
loneliness
天涯孤独(てんがいこどく)の解説
カンタン!解説
「天涯孤独」っていう言葉は、自分の身内が一人もいない、すごく寂しい状態を表してるんだよ。または、故郷からすごく遠く離れて、一人で生活している状況を表すこともあるんだ。
「天涯」っていうのは、空の果てを指すんだ。つまり、とても遠い場所のことを言うんだ。だから、「天涯孤独」とは、まるで空の果てまで来たような、身寄りも友達もいない、一人ぼっちの状態を言うんだ。
例えば、「天涯孤独の身」と言うと、誰も頼れる人がいない、ひとりぼっちの人を指すんだ。みんなで協力しあって生きていくのが一番いいよね。
天涯孤独(てんがいこどく)の使い方
ともこちゃん、どうして泣いているの?
この本は、天涯孤独で過ごした人の一生の物語なの。読み終えたけれど、さみしくてつらくて涙がとまらないわ。
一生ひとりぼっちだったなんて、とてもさみしかっただろうね。
私は、家族や友達を大切にしようと思うわ。
天涯孤独(てんがいこどく)の例文
- 彼は幼い頃に父を亡くし、母親と二人で暮らしていたけれど、先日母親も亡くなってしまったらしい。親戚とも疎遠になっていると話していたから、とうとう天涯孤独になってしまったようだ。
- 彼女は天涯孤独の身で、友人もいないようだから、ひっそりと暮らしているらしい。
- 天涯孤独だからといって、自棄になってはいけないよ。周りの人を大切にすることから始めてみないかい。
- 彼は天涯孤独だから、一人には慣れていると笑っていたけれど、とてもさみしそうに見えた。
- 戦いを終えて故郷に戻ったけれど、家族はみんな亡くなっていて、ぼくは天涯孤独となった。
天涯孤独の文学作品などの用例
- 園どの。今は天涯孤独の多田一郎じゃ。哀れと思うて、慰めてはたもらぬか―それともそないに、萩栄さんの目が可怕いか。<舟橋聖一・花の生涯>
また、身の回りに頼る人が一人もいないことも言うんだよ。