【三字熟語】
不細工
【読み方】
ぶさいく
【意味】
物を作ったり、仕事をしたりするやり方がへたなようす。 目鼻立ちの整わないようす。「―な顔」
【語源由来】
『不細工』の「細工」には「手先で細かな物を作る・物事を企てる・仕掛けをかける・工芸品を作る人」などの意味があり、繊細で緻密なイメージがあります。これを、「不」で打ち消されることで、ぎこちない拙いようすを表わすのに使われます。また、容姿の劣る人や内面(性格)に対しても使われます。
【類義語】
まずい・醜い・不体裁・無器量・見苦しい
不細工(ぶさいく)の使い方
ともこちゃん、今度の校外学習は物作りがメインだけど、何を作るかはもう決めた?
うーん。乗り気がしないのよね。どれも手先が器用でないと格好がつかないものばかりよね。
そんなことないよ!一生懸命作ることが目的なんだからっ!
健太くんには分からないのよ…。心血注いで作った作品がとんでもなく不細工な完成品として目の前にあらわれる衝撃をっ!!
不細工(ぶさいく)の例文
- ステイホームで料理を始めた姉の腕前は見た目は不細工ではあるけれど味はなかなかのものであった。
- 彼の部屋に不細工な針金細工が大事に飾られており気になって仕方ない。
- あの不細工な灰色の建物が事件のあった倉庫だそうだ。
- 彼女が懸命に編んだセーターは不細工な出来で部屋着になってしまっている。
- 分厚く不細工な焼き物よりは繊細な焼き物の方がこの洋菓子には似合っている。