不行跡【ふぎょうせき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不行跡

【読み方】
ふぎょうせき

【意味】
おこないが悪いこと。不行状。

【語源由来】
「行跡」とは、道徳の点から見た、ふだんの人のおこないや品行を意味します。このおこないが悪い、品行、品性がないことを『不行跡』と表わしました。

【類義語】
不良行為・不品行・不行状・不心得


不行跡(ふぎょうせき)の使い方

ともこ
それにしても健太くん。お父さんたち仲直り出来て良かったわね。
健太
うん。おばあちゃんがね「子供の前でケンカするなんて不行跡を許しませんよ!」ってカミナリを落としてくれたんだ。
ともこ
まぁ、あんな優しそうなおばあさんが。品があるからこそ不行跡を許せなかったのね。
健太
おばあちゃんには長生きしてほしいよ…。

不行跡(ふぎょうせき)の例文

  1. その和尚の不行跡は袈裟に隠れて表立つことはなかった。
  2. 彼の不行跡を責め立てるだけなら誰でも出来る。改善が必要だ。
  3. 今思えば無様だが妻の不行跡に対してそのときは虚勢を張るしかできなかったのだ。
  4. 母の不行跡によって異母兄弟が出来たのだがどう付き合えば良いか分からない。
  5. 僕の不行跡で父の顔に泥を塗ってしまい一生頭が上がらない。
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