【三字熟語】
無定見
【読み方】
むていけん
【意味】
一定の見識がないこと。一貫した考え・意見を持っていないこと。
【語源・由来】
「定見」は、しっかり定まった自分の意見・考え。これが無いということから、意見を持っていないという意味になった。
【類義語】
不見識、無差別、底抜け
無定見(むていけん)の使い方
やっぱりオリンピックは開催するべきだよね。
健太くん。昨日まで、開催するべきじゃないって言ってたじゃないの。
友達の話を聞いていたら開催するべきだって思ったんだよ。
人の意見に流されている健太くんは無定見よ。自分の意見を持つべきだわ。
無定見(むていけん)の例文
- 健太くんは無定見で、日和見的だ。
- ともこちゃんはワインに関しては無定見で、何でもおいしくいただく。
- 編集長が無定見だと、一貫性のない雑誌になり、読者はついてこないよ。
- 無定見な健太くんは、集団討論の試験でその弱点が露呈した。
- 健太くんは無定見だから、朝令暮改のように、言っていることがころころ変わる。