矛盾点【むじゅんてん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
矛盾点

【読み方】
むじゅんてん

【意味】
二つのことが、論理的にあわないで、くいちがう・つじつまが合わない点。

【語源由来】
中国の代表的な故事成語の一つで、つじつまの合わない結果をもたらす「どんなものでも貫く【矛】」と「どんなものでも貫けない【盾】」の出来事からなった「矛盾」という言葉と、ある事柄で着目する一つの箇所という意味の「点」を合わせて「矛盾点」と表しました。

【類義語】
不一致・齟齬・二律背反


矛盾点(むじゅんてん)の使い方

健太
ともこちゃんは真っ直ぐな人だから間違ったことが嫌いなんだよね。
ともこ
そうね、矛盾点なんかあると指摘したくなっちゃうわ。
健太
じゃあさー!ぼくのお母さんに言ってやってよ‼ぼくが買ってほしいものには条件を付けるくせに自分の欲しいものは働いてるからって言って買うんだよー。働けないぼくはどうしたらいいのさー!大人はずるいよー!
ともこ
うーん、健太くん。同じ子どもの立場の私にその問題は答えづらいかなぁ。

矛盾点(むじゅんてん)の例文

  1. 小説家を目指す彼の作品に矛盾点がないかチェックする大役を買って出る。
  2. この事件にはいくつかの矛盾点があるので誰かが噓をついているんだ。
  3. 授業の公式の矛盾点を指摘したが先生からの回答はなかった。
  4. ドタキャンした彼に理由を聞いたが矛盾点ばかりだったのでお別れした。
  5. プレゼン前日に資料にいくつも矛盾点を見つけたので徹夜で直した。
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