十六夜【いざよい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
十六夜

【読み方】
いざよい

【意味】
『いさよい』の変化。陰暦(インレキ)十六日の夜(の月)。

【語源由来】
『いさよい』は「ためらう」の動詞「いざよう」の連用形が名詞化したことば。陰暦16日の月の出は15日の満月に対して少し遅く、月がためらっているとして見立てられた。「いざよう」は古代には「いさよう」と静音で、「十六夜」も「いさよい」と清音であった。

【類義語】
月・いざよい・ジュウロクヤ


十六夜(いざよい)の使い方

健太
あーあ、昨日は雨で見れなかったなぁ。
ともこ
あら、健太くんテレビの話?
健太
違うよ。昨日は十六夜だったでしょ?お願いし忘れちゃった。
ともこ
健太くん、それは十五夜のことかしら?そして、お願いは七夕と勘違いしているのかしら……。

十六夜(いざよい)の例文

  1. 母は十五夜よりも十六夜の方が月が丸く見える気がして好きだそうだ。
  2. 温泉で十六夜の月を眺めることが出来てなんて贅沢なんだろうと感じた。
  3. 源氏物語の十六夜は月の様子から名付けられたのだろうか。
  4. 十六夜の月の出の時刻にかけるまじないがあるらしい。
  5. 片し忘れたすすきが十六夜の月に照らされている。
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