居留守【いるす】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
居留守

【読み方】
いるす

【意味】
家にいながらいないふりをすること。「―を使う」

【語源由来】
語源として明確なものはありませんが、昔「皇帝が都にいない間、留まり代理で政治を行う」という中国語に由来するのが「留守」であり、「居」とは「居ること・そこにあること」の意であることから、この二つのことばが合わさったのではないかと思われます。

【類義語】
そらとぼけ・素知らぬ顔


居留守(いるす)の使い方

健太
ともこちゃーん!こんにちはー!
ともこ
やだ!!健太くん、また来ちゃった!もう~居留守使っちゃおう……。
健太
ねー?留守なのー?この漢字何て読むのー?ともこちゃーん!教えてよー!
ともこ
珍しく読書に熱心だから分からないことがあれば聞いてとは言ったけど。1時間おきに来るとは……。

居留守(いるす)の例文

  1. 今日は一日ぐうたら過ごす予定なので誰が来ても居留守を使うぞ。
  2. 客からの再三のクレーム電話に心がくじけそうになったので居留守を使った。
  3. 上司の呼び出しに居留守を使ったら後でみっちり怒られた。
  4. 彼は小心者でどうせばれるだろうと居留守を使えない。
  5. 何もやる気が起きず居留守ばかりしていたら母が心配して押しかけて来た。
スポンサーリンク
スポンサーリンク