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道化師【どうけし】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
道化師

【読み方】
どうけし

【意味】
おどけ。こっけい。そのようすがうまく人を楽しませることを生業とする人をいう。

【語源由来】
道化師の語源は諸説あり、①「童戯」から成る。②たわけ者の「たわけ(戯け)」から成る。③「戯気(たわけ)」から転じて成る。④斎藤道三の家来の「道家某」の名から成る。⑤「おどけること」「ふざけ」「たわむれ」という意味合いの「おどけ」の「お」が外れ「どうけ」に転じた。などがあり、⑤が一番有力のようです。近世以降の1603年刊の『日葡辞書』という日本語をポルトガル語で解説した辞典のなかに「おどけもの」の項があり、時代的にも一致するためです。

【類義語】
お笑い芸人・道外師・コメディアン


道化師(どうけし)の使い方

ともこ
私はね、本当の健太くんを知っているからみんなの悪口なんて聞き流しているのよ。

健太
えっ‼突然何なの、ともこちゃん!悪口って何?どういうことっ⁉

ともこ
どれだけ道化師を演じていたって本当の男らしさや優しさを持っている健太くんは素晴らしい人間なんだから‼

健太
…ともこちゃん、悪口の詳細を教えてくれないかな…。

道化師(どうけし)の例文

  1. 本性はそんな人間ではないのに彼は道化師を演じている。
  2. 職場で道化師のようにふるまって他人の機嫌をうかがうぼくを彼女は情けないと言った。
  3. 道化師役の彼がいない飲み会は静かなものだった。
  4. 道化師であることに彼は誇りを感じているらしく世界中のみんなを笑顔にしたいとコメディの本場へ修行に出た。
  5. 彼女はみんなに馬鹿にされても道化師としての彼の底なしの優しさを知っているので彼をとても尊敬しているようだ。
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