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千秋楽【せんしゅうらく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
千秋楽

【読み方】
せんしゅうらく

【意味】
(もと雅楽(ガガク)の曲名。法会(ホウエ)などの最後に演奏されたことから)興行の終わりの日。楽(ラク)。

歌舞伎では千穐楽と書く。

【語源由来】
雅楽演奏の最後に付祝言の「千秋楽」が謡われたことに由来されます。付祝言とは五番立の演能(能を五幕演じること。それぞれ演目が違う)の場合、最後の幕の出し物が鬼畜物だった場合に、舞をめでたくおさめるために、もう一幕祝言の曲を追加したことを言う。これに倣って舞台を良いものとしておさめるために、このことばが用いられるようになったと思われます。

【類義語】
安楽・気散じ・快然たる


千秋楽(せんしゅうらく)の使い方

健太
ともこちゃんのおばあちゃん、そんなに気落ちしてるの?

ともこ
そうなのよ。大相撲の千秋楽ツアーにはずれてしまって…。何とか元気になってもらう方法はないかしら…。

健太
それはもう、ともこちゃんがお相撲さんの格好をしてツアーでしてるようなカラオケ大会や写真撮影を真似てみたらいいんだよ。

ともこ
私が…お相撲さんの格好…。健太くん…。あなた、人生の千秋楽が近づいたようよ…。

千秋楽(せんしゅうらく)の例文

  1. 千秋楽でもまだ優勝者が決まらないという、試合運びに興奮が隠せない。
  2. 本番中の事故で怪我人が出た舞台だが、無理に千秋楽まで公演し批判を浴びた。
  3. 千秋楽も目前のある日、母の危篤を知らせる電話を受けて動揺が隠せない。
  4. このイベントの千秋楽に、ちょっとしたサプライズ演出を企てている。
  5. 贔屓役者の舞台の千秋楽には自分の体が隠れるほどの花束を抱えていく母。
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