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不執心【ぶしゅうしん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
不執心

【読み方】
ぶしゅうしん

【意味】
一つの(もの/こと)にとらわれない、深く執着しないようす。

【語源由来】
ある(もの/こと)に強く関心を持ちそれを手に入れようとこだわる心のようすを「執心」といい、それを打ち消す意味で「不」と合わせ「不執心」と表しました。

【類義語】
諦観・超然


不執心(ぶしゅうしん)の使い方

健太
ともこちゃん、噂で聞いたんだけどAちゃんと絶交したって本当なの?

ともこ
やだ、健太くん。深刻な顔しちゃって絶交なんてしてないわよ。お互いに価値観が少し変わっただけよ。

健太
えー。なんだかドライだなぁ。寂しくないの?

ともこ
寂しくなんてないわよ。ケンカしたわけじゃないもん。健太くんも何事にも不執心でいた方がいいわよ。変なこだわりは視野を狭めるからね。

不執心(ぶしゅうしん)の例文

  1. あの選手は勝敗には不執心で自分の記録更新のみを目標としている。
  2. 彼は個人主義者で恋人の私にも不執心なので少しつまらない。
  3. 彼女の不執心さが潔い。
  4. 祖父が僕に若いうちは不執心でなく色んな事に欲張りになれと遺言を残してくれた。
  5. いままで経営に不執心であった跡取り社長が上場してから俄然やる気を出してくれるようになった。
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