俯瞰的【ふかんてき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
俯瞰的

【読み方】
ふかんてき

【意味】
ある視点から全体を見わたすこと。

【語源由来】
「俯」 ・(=俯く)身をかがめる、顔を下に向ける。
「瞰」 ・高いところから下を眺める。
これらの意味から「的」と合わせて「俯瞰的」と表します。

【類義語】
鳥瞰的


俯瞰的(ふかんてき)の使い方

ともこ
あら、健太くん。なんだかモヤモヤしていない?
健太
ともこちゃ~ん‼空手の先生に技をかけるときの姿勢が悪いから俯瞰的に自分を見つめてみなさいって言われたんだけど…。
ともこ
はは-ん。友達のことはよく気付くのに自分のこととなるとまったく分からなくてモヤモヤしてるのね?
健太
うぅん。そうなのかなぁ。でも本当に自分のこととなると分からないや。

俯瞰的(ふかんてき)の例文

  1. 彼女は感情的で俯瞰的に考えることができない。
  2. 彼の俯瞰的思考にこのプロジェクトのリーダーを任せて正解だったと安堵する。
  3. 窮地に立たされている人ほど問題を俯瞰的に捉える冷静さが必要となる。
  4. 先生が俯瞰的な観点から判断したと言うが進学クラスのみスマホ持ち込みOKなのは差別だろう。
  5. 俯瞰的視点が必要なのも分かるけど感情に寄り添ってほしいときもあるものだ。
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